中国~寝ながら中国を見る~

2006年9月21日

昨日の朝はかなり急がしかった。 

ディスコに行った帰りに撮った小姐の写真を現像すべく、プリント屋に行き、現像を頼み、その足で中国外交部へビザの受け取りに。マカオのバスも使いこなせるようになっていたので、移動はスムーズに進んだ。 


ビザの受け取りもスムーズで、あっという間にビザが発給された。そこから出来上がった写真を受け取りに行き、朝から何も食べていない事に気づき、小姐に教えてもらった美味い餃子屋まで足を運ぶ。 


12時頃宿に帰って、荷造りを済ませる。小姐たちはさっき起きたばかりと言う様な顔で2階のTVコーナーで飯を食っていた。 

僕がリュックをしょって降りていくと、「あんた飯食ったの?」なんて感じでいつと同じようにおしゃべりが始まった。 


30~40分話しただろうか。僕はその場にいるみんなと握手して、宿を後にした。ツンデレな王亭と僕に美味い餃子屋を教えてくれた奈美悦子似の李は、まだ眠っているようだったので、最後のおしゃべりが出来なかったのは残念だったけど。 



バスに乗り国境へ。正確に言うと国境でもないのか。同じ中国であるのだから。関所と言ったほうがいいのかもしれない。 


中国とマカオの人に行き来はかなり盛んで、みんな商売の品を抱えて行き来をしていたりする。関所自体はかなり新しい建物で、床などはピカピカだった。 


マカオ側の出国を済ませ、中国側の入国審査へ。入国審査の係員は僕に何かを言ったが、ひどくなまった英語だったので聞き取れず。分かんねぇなぁ、なんてぼやいてたら飽きれながらも入国させてくれた。 


中国側に抜けた土地は「珠海」という場所。 
マカオに比べるとかなり栄えた感じがする。関所のそばの地下ショッピングモールはTATTOO屋もあるし、女の子達はマカオに比べると化粧も派手だしおしゃれ。たった数百メートルでここまでの違いがあるなんて思いもしなかった。 



僕は陽朔という、山水画に出てくるような山々に囲まれた町を目指すべく夜行バスの切符を買うことに。切符売り場を探すのに手間取ったが、売り場まで行けば簡単に買うことが出来た。小姐たちに教わった金の数え方が役に立った感じだ。 



バスの発車まで数時間あったのだが、暑さと寝不足のせいで海珠と言う町を見物する気にもならず、バスターミナルの待合室で日記を書いたり人々の往来を眺めたりした。短パンタンクトップの俺がどう見て一番みすぼらしい事に気づくまでそう時間はかからなかったけど。 


バスは寝台バスだった。日本のエアポートバスくらいの大きさである。中に入るとステンレス製の2段ベットが横に3列。それが前から後ろまでびっしりと並んでいる。僕が与えられたのは前から二列目の左側の上段。 



はじめてみる中国の景色は寝ながら見ることになったのだ。 



実に狭い。ちょうど僕の体の幅くらいしかない。棺桶かと思うほどの設備。


発車すると、道路の状態も悪くでかなりゆれる。ウトウトは出来るのだが、熟睡できない。バンドのツアーで車で寝るのには慣れてるはずなのになぁ、なんて思いながらウトウト。しかし近くの席の奴のいびきがさらに僕の睡眠を妨げる。 


18:30に珠海を出て、2~3回のトイレ休憩を挟んで今朝の6:30過ぎに陽朔に到着。寝れたのはほんの1~2時間。陽朔に着いたはいいが、朝早すぎて飯屋も商店も閉まっている。そんな場所にバスから降ろされ、憂鬱と寂しさで一杯だった。 


インターネットで調べた安宿のありかも分からない。インフォメーションセンターも閉まっている。途方にくれながら、ごみ収集の親父と、客引きしか歩いてないような淋しい町を歩いた。偶然にも調べておいた安宿が見つかったが、人影が見当たらない。タバコに火をつけて呆然としていると宿から人が出てきた。 


話してみると英語も通じる。部屋を見せてくれと頼むと、寝ぼけまなこをこすりながら案内してくれた。宿代は五人部屋で20元、300円ちょっと超えたくらい。僕は即決して、ベットを手に入れた。あまりにも眠かったので、リュックを降ろしてすぐに眠りに着いた。 


昼ごろ、笛売りの親父の笛の音で起きて町に出てみると、朝に感じた寂しさはどこにもなかった。中国のよそから来た観光客や白人観光客で人々で溢れかえり、商店も多く開いている。飲食店は、「CAFE」などと書かれてあり、西洋人向けの店が多い。路上にはスイカ売りや、土産物売りでごちゃごちゃだ。 


でも、空を見上げると奇妙な山の数々。 
自然がもりもり。 


そんな感じで中国入り。宿のネットがFREEなので久々にゆっくり書けた感じです。

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