インド~ガンガーに浸かる~

2007年1月29日

それにしても毎日がお祭りのような街、バラナシ。宿の辺りの路地は入り組んでいる上に、バイクや牛、さらには多くの人が行き交う。ちょっと目を離すと牛の糞を踏んづけてしまったりしてしまう。 


そんな路地の片隅には、母犬の側で身を寄せ合っている沢山の仔犬の姿があった。日本だったら可愛い~♪などともてはやされそうな仔犬も、ここインドではさほどもてはやされる様子も無く、通行人の足元でうずくまっている。 



何度か火葬場に足を運んで、人の燃える様を眺めた。竹で出来た担架に遺体が乗せられ、ガンガーの河辺に運ばれる。遺体は一旦水に浸され、それから雑な様にも見える組み方の薪の上に乗せられる。 


白装束に身を包んだ喪主と思われる人間の手によって、薪の下に並べられた藁に火がつけられる。 


ぼーっと眺めていると炎はどんどんと大きくなり、ゆらゆらと揺れる大きな炎の向こうにガンガーの川面が透けて見える。火力が強くなったせいなのだろうかなんなのか、時たま炎の先が美しい緑色に変わる。 


不謹慎なのだろうか。人が燃やされる炎に美しさを感じた。 


肉体ともに魂が燃やされこんなにも美しい炎を作り出すのか?などとも思った。 



昨日、ガンガーで沐浴をした。多くのガート(沐浴場)が立ち並ぶ岸の対岸へ行く途中の中洲にボートで渡り、腰巻に着替えて河へと入った。宿の対岸は不浄の地とされていて、人はそこには住まないという。したがって人影もまばらである。 



乾季で干上がった中州はまるで砂漠のようだった。 



汚く見える水面を見て河に入るのをためらったが、めだかの様な子魚の姿が多く見え安心した。河の水は思いのほか冷たかったが、頭まで浸かってしまうと気持ちよくも思えた。


河からあがり、宿のある対岸へ戻ってチャイを飲んだ。ガンガーで身を清めると、今までの罪が洗い清められるとも言う。そのせいなのだろうか、チャイを飲みながら河沿いを抜けて行くそよ風がとても心地よかった。 

ナシオ、沐浴に挑戦

シヴァ神とガンガー神が描かれたガート

中洲にあったなにか ここでお祈りでもしたのだろうか

マニカルニカー・ガート 火葬するための薪が積み上げられている

中洲に渡るために乗った船 インドの人は布の巻き方が自由かつ上手

ヒンドゥーの聖地バラナシには多くのインドが巡礼にやってくる 髪を剃った人が見えるので、身内で誰かが亡くなりここへ来たのだろう

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