インド~ゴア、カラスの葬式~

2011年3月1日


真っ昼間から、カラスの群が宿の近くで大騒ぎしています。
インド人の言うところによると、仲間のカラスが死んで大騒ぎしてる、と。



ゴアはアンジュナビーチに来て2週間が経ちました。


トランス、ヒッピーの聖地、ドラッグ。
どんな所か気になっていたゴア。





ゴアと言っても広範囲にビーチが点在していて、バイクを借りた方が遊ぶ範囲も広がるので、バイクを借りた。


ヤマハのアメリカン。
本当はインド国産のRoyal Enfieldに乗りたかったけど、予算の都合で断念。


家を借りて長期で滞在する友人を訪ねたり、隣町へ買い出しに行ったりと。
ただそれだけの為のドライブもノーヘルで運転し、椰子の木の林をくぐり抜け、のろのろ歩く牛を追い越していると、気持ちが良い。


パーティーは至る所でやってて、ビーチ沿いのレストランバーだったり、分かりにくい場所で夜通しやっていたり。


騒音防止条例のようなもののせいで、22時から朝6時までは音が出せないゴア。公にやってるパーティーは健全に22時で終わるが、訳の分からんたどり着ける自信がないような場所だと夜通しやってたりする。


今までまるで縁がなかった、むしろ興味のないジャンルの音。
実際のパーティーで聞くとどうなるのか気になってた。
ぶりんぶりんでパーティー体験する気満々になってた。


街にも慣れ始め、友人も増えてきたそんな頃にNZで地震があった事を知った。
彼女が居るクライストチャーチでだ。


ろくに連絡も取らずだったが、連絡が取れないという友人からのメールで事実を知った。地震発生から2日後だった。


パーティーどころじゃなくなり、ひきこもった。
いつくるかも分からない連絡のため、携帯も買った。


顔色の浮かない俺はなじみの売店のおばちゃんに心配されてしまった。
そこで、色々話を聞いてもらった。おばちゃんに励まされた。



「神様はみんなの上に居るんだから。前向きな心を。」
神様大好きインドらしい言葉で和むことが出来た。



幸い、NZに住む方の協力のおかげで彼女が無事な事が早い段階で分かった。しばらくして、本人からも連絡が来た。被災した彼女は意外にも落ち着いていた。



連絡のとれない間、不安のあまり旅を切り上げようかとも思ったりもした。
でも、この先もNZで頑張るという話を聞いて、それは無い選択肢となった。
弱気になりすぎてた自分が情けなくも思った。



不安材料が無くなり、先日パーティーへ出かけた。
ファイヤーポイをやる人に、泣きながら歩く女、どこからか臭うチャラス。
キラキラ輝く電飾に、フロアを囲む売店のオイルランプの炎。
音がなんであれ、その日はその空間に居るだけで楽しかった。
ホフマン博士が僕の気分を高揚させていただけかも知れないけれど。


もう3月か。
オーバードーズで亡くなる人も多いというゴア。
俺もカラスに大泣きされる前にここを出なくては。


P.S
関係各所に連絡をとっていただいたNZのナオトさんはじめ、地元の仲間、父島のみんな、色々と力を尽くして情報を集めてくれた皆さん、本当にありがとう。


そして、クライストチャーチにて被災された方や遺族の方々に哀悼の意を。

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