インド~風来坊の戯言~

2011年04月11日


とにかくインドの旅が終わる。

ダラムサラからデリーに戻って、マジュヌカティラに数日泊まっていた。
今日はいよいよトルコへ飛び立つ日なのだ。

 


宿から地下鉄駅までの10分ほどのサイクルリキシャの運賃は60円ほどだった。
骨と皮だけみたいなお爺さんが立ちこぎで頑張っていた。


今まで10円20円の話で揉めたりした事がアホらしく感じてしまった。


インドの格差を見れば日本の格差社会なんて鼻くそみたいなもんだ。
思うに格差なんて有って当たり前だ。


そもそも、日本だって格差はあったのだが一億層中流化でそれは見えづらくなった。
酒やタバコも特級やら二級なんて表示もあったのに。今はそれが見えにくい。



インドじゃそれがくっきりと目に入ってくる。



堅い座席の二等座席には無賃乗車を防ぐための鉄格子がある。
車内は扇風機が回っているのだが、窓を開けると砂や埃で顔が汚れてくる。
人々は夜、床や網棚や座席の下にも眠り、時をやり過ごす。


そうかと思えば一等寝台はエアコン付で綺麗なベッド、僕は乗れなかったがそれはそれは快適らしい。
それらは連結されて一つの車列となり、同じ行き先を目指すのだ。



これだけはっきり見えた方が良い気がする。
電車の「グリーン車」なんて曖昧な名前でなくてもいいのではないか?
一等とか二等でいいじゃないか。

そんなことやってるから、ヒエラルキーの下から上へ登ってやる!と言うハングリーな気持ちが失われるんだ。


みんなと自分が一緒という事を教えるのは間違いだと思う。
まず他人と自分は違うと言う事を教えるべきではないか。


みんなが一等賞ならば、誰が何をやっても同じと思ってしまいがちだ。
違うからこそ、社会においての自分のあり方も見えてくるのではないか。


ずいぶん早くに空港に着いてしまって暇な風来坊の戯言でした。
 

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