マレーシア~サルタンの井戸~

2008年4月17日


2006年の9/6、家を出るときにハトの糞が直撃。運がついたねとお袋と笑ってから随分と時は流れた。 


なんだか2.3ヶ月のつもりで始めたこの旅も、1年7ヶ月にもなってしまった。もうすっかり浦島太郎だ(笑) 


今、マレーシア半島の西に位置するマラッカという町にいる。16世紀頃だったかな?海上貿易で繁栄した街だ。
オランダ、ポルトガル、イギリス、はたまた日本の占領下にも置かれた街だ。 


植民地時代の名残を感じる街並みや少し寂れた感じの印象のマラッカ。 
街は再開発の真っ只中。大規模ショッピングセンターや外資系のホテルなども点在している。 


香港の次に行ったマカオもポルトガルの植民地だったので、よく似た印象を受けた。
マカオで娼婦の使いっ走りをした事を思い出しちゃったりもした。 



大都市クアラルンプールとは違ってマラッカは人も温かい。
すれ違う地元の人々とも自然に笑顔で挨拶したり、手を振り合ったり。気に入った屋台のおばちゃんはクアラルンプールの事をこう言った。 



「No money,No friends.」と。 



どこの国でも都会の風は冷たいのだなぁ、と思った。 
旅に出てから田舎や自然というものが大好きになったしなぁ。 



本で読んだのだけど、「サルタンの井戸」というものがマラッカにあるという。
この井戸の水を飲んだ鄭和という、コロンブスなんかよりも早い時代の中国の冒険家がいた。 


明の時代の宦官だった鄭和は大船団を率いて、様々な海上航路を発見した。 


そのサルタンの井戸の水を飲んだ鄭和が再びマラッカへと戻って来た事から、旅人達がその井戸にコインを投げ込み、再びこの地を訪れることを願うという。 



明日にはマラッカを離れる。この旅の締めくくりは、その井戸にコインを投げる事で終わりにしよう。 




まだまだ夢は尽きないぜ。 

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